今年もマンガ大賞が発表されました。
この賞は今年で第8回。毎年発表されて、コミックの売れ行きに大きく影響しています。普段は読まないジャンルでも面白いマンガがたくさんありますよね。
マンガ大賞が自分ではなかなか発見できない新しいものを発掘するのに大変参考になりますよ。
マンガ大賞とは?
書店員を中心に構成されたマンガ大賞実行委員会により、「友達に勧めたい漫画」を選出する漫画賞です。
2008年に第1回マンガ大賞が発表され、2015年で第8回目を迎えました。
公式サイト
http://www.mangataisho.com
今年のベストスリー
大賞 かくかくしかじか 東村アキ子
東村アキ子の自伝コミックですね。自分の才能を信じている高校生が、スパルタ美術予備校講師と出会い、自信を打ち砕かれながらも美術に邁進する物語。
東村アキ子先生は、先日モアイ(モーニング、アフタヌーン、イブニング合同のWebマンガサイト)でクロッキー教室をやっていて超楽しそうでアツかったので、美大出だから?と思っていました。そして、その時東村先生が生徒にも結構アツくて意外な感じがしたんだけど、美術に対して真剣に取り組む事にアツかったんだね、というのがよくわかるのがこの「かくかくしかじか」という作品です。
漫画家がプロになるのにものすごく影響を与えた体験があるとおもうんですけど、その体験をマンガにしてあるのを読むと描こう!という気にさせられますね。私のようなふにゃふにゃしたヘッタクソな絵のマンガでも。
クロッキー半日ぐらいやったことあるけどまたやりたっす。腕が筋肉痛になるんだよな。
そんなやる気にさせてくれるマンガです。キャラが濃ゆくて、先生のモデルになっている人をググってしまったという人が続出しているとか。
第2位 子供はわかってあげない 田島列島
面白いです。上巻下巻の2冊で完結なのですぐに読めちゃいます。
高校2年生の夏、書道をやっている少年と水泳をやっている少女のお話。ボーイミーツガールです。
モーニングに掲載されていた時のコピーが
「読むとうっかり元気になる」
です。ホントにうっかり元気にさせられちゃいました。
今なら前途のモアイでアンコール連載中です。
モアイ
http://www.moae.jp/comic/kodomohawakatteagenai/1/1
第3位 聲の形 大今良時
はじめに申し上げます。これ、未だ読んでません。ごめんなさい。
少年と耳の聞こえない転校生の少の物語。いじめていた者が次のいじめのターゲットになったり。これが現実、というお話のようです。
今、ちょっとしんどいので未読のままでいます。お疲れモードから解放されたら読んでみたいと思います。
公式サイトには、これまでの受賞作だけでなく、ノミネート作品名がたくさん紹介されています。
これを見ると、日本のドラマ、映画、アニメなど、エンターテインメントにはマンガが欠かせないものだと再認識させられますね。
マンガ大賞のサイトを見ずにすでに読んでるマンガも幾つかありました。九井諒子さんのマンガとか、竹内佐千子さんの2DKというマンガとかその他いろいろ。自分で言うのもなんですが、それってどうやって見つけたんでしょうかね。
これからも面白そうな事にはどんどん突っ込んでいきたいものです。