ある朝、ふと洗面所の鏡を見ると鼻のヨコが腫れていました、、、。
痛みはないけど、すこーし膨れたいるような違和感があります。
一体何なのでしょう。顔が腫れるなんて、ブルーですし、何があったのか不安です、、、。
これはいったい何なのか？色々考えてみた。
顔の腫物といえば、私のこれまでの経験では
虫刺され
虫歯
歯根が膿んだ
ぐらい。
何せ、顔全体がむくんでいるとかではなく、上の絵にもあるように一部が腫れているのだ。
鼻の真横。
ちょっと考えてみると、年末ぐらいから（腫物ができたのは１月２３日）ものすっごい鼻が詰まっていて、
夜お風呂に入って鼻をかむとおっそろしいぐらいの血の混じった塊が出てきていたのです。
それも毎日。
それに、夜布団に仰向けに寝ると鼻水がのどに回るような違和感がありまして。
もう、花粉飛んでるの？
と思っていました。
そこへこの腫れです。
この、恐ろしく詰まっている鼻の中で何か起きているのではないかと考えました。
私的結論は「鼻」か「歯」の問題！
本当に鼻が原因なのか。
実はもう一つ心あたりがありました。
それは歯根。
以前、鼻の下がぷっくり腫れて、激痛に見舞われたことがあります。
唇をめくれば歯茎は腫れているし、その場所の上の歯を叩くと激痛がするしで、これは明らかに歯茎が原因でした。
しかし今回は歯茎とはまあまあ離れた鼻の横。
しかも痛みが全くありません。
実際の写真はこちら。ちょっとわかりにくいかもしれません＆お目汚し失礼。
鼻の横が腫れた！
いずれにしろ、自分では判断ができないし、処置もできないとあきらめて病院へ行ってみることにしました。
さて、鼻と歯、どちらのお医者さんに診てもらえばよいのでしょうか、、、。
早速病院へ。
実はこの日、母の病院へ付き添いで行くことになっていました。
実家へ泊まる予定にもしていました。
なので、午前中にすっぱり原因がわかって、薬をもらうなりなんなりしたかったのです。
そこで、鼻と歯でどちらが早い時間に診療を開始するかを見て、鼻を先に診てもらうことにしました。
ところが近所の耳鼻科は木曜日がことごとく休診で、ちょっと大きめの病院へ行かなければなりません。
でも！仕方ないので行ってみました。
診察室へ入ると、鼻の中に細いケーブルにつながったカメラが挿入され、
「むしろ右よりも左が詰まっている」と先生。
右は中の通りが曲がっていて、詰まりやすそうだといいながら、それだけでは原因はわからないとの事。
「次回、CT撮りましょう」
と言われ、ええええ、そんな大げさな事になるの！？とビビる。
その日は抗炎症剤が処方され、一週間後にCTを撮ることに。
なんとまあ。
結局、原因は。
一週間後、CTを撮りました。
結果、
「うーん、何もないなあ」
ということで。
副鼻腔炎が歯根から発症することがあるということで、歯科でも診てもらうことになってしまいました。
同じ病院内にも歯科があったのですが、かかりつけの歯科が歯科用CTなどの設備が整っていることから、
そちらへ行くことに。
この時、CT画像をくださいと頼んだら、頭のCT画像をCDに焼いてくれました（１０００円かかった）。
自宅のPCでも見れたのですが、面白ーい。自分の頭のスライス画像！
とにかく、これをもってかかりつけ歯科の受診です。
そこでCT画像を見てもらうと、
「これは精度が低い」とか言われまして。
もう一度、歯科用のCTを撮ることに。
そうしたら、右上の少し奥まったところにある歯で、以前根治をしたヤツの根っこが！
一本！
膿んでいるようで、しかも歯茎より上側にのびているという画がありました、、、、
コレでしたか。
実は、腫れ自体は最初の耳鼻科でもらった薬を飲んだら引いていたので、もう大丈夫じゃん？とも思っていたのですが、
気持ち悪いといえばそうだったので、原因がはっきりして良かったです。
この後、歯根治療を開始したのですが、歯根に薬を詰めなおしてから三回目の治療ぐらいの時に、
とんでもないスライムのような物体が大量に右側の鼻から出てきました。
花粉の飛び始める時期だったこともあり、しばらく濃い鼻水が出たりしましたが、血の塊が出ることはなくなっていきました。
コレでしたか、、、、。
歯が全く痛くなかったので油断（？）しましたが、歯茎から副鼻腔炎になることがあるということです。
もし、鼻の中に原因がなさそうなのに鼻の奥がずっと詰まってる！なんて時はちょっと歯茎のことも思い出してあげて下さいね。
特に中高年のみなさん！
で、4月の二週目にようやく治療が完了しました。
疑うところがどんどん増えていく中高年です。
