便利なグッズを紹介させて頂いたり、サボりがちにマンガを掲載したりしております我が家の老犬ゴルゴさん。
今年、2016年2月4日にめでたく17歳のお誕生日を迎えました。
ゴールデンレトリーバー界ではなかなかの快挙ではなかろうかと自負しておりますが、この年齢になるとさすがに問題も出て来ます。
で、お薬を処方してもらうのですが、この間ちょっとした事件(事故?)に見舞われたのでまとめてみました。
鼻水がダダ漏れです
実はうちの老犬さん、昨年末ごろから鼻水が出ているため、断続的に抗生剤、消炎剤を飲んでおります。
間をあけて飲んでいて、今3種類目の抗生剤なのですがまだ鼻水垂らしています。
若い頃から(と言っても12歳過ぎてからなんだけど)逆くしゃみや鼻血ブーの持病がありました。
レントゲンやら超音波やらで見ても分からず、そんな年齢になってから全身麻酔でCTなんて出来ず(今思えばその時やっておけば良かったのですが)、おそらく鼻腔内に何らかの病巣があって、たまに鼻血ブーになるのでは、と認識しておりました。
年単位で身体には問題が出て来ず、見た目もなにも変わらないため、悪性の腫瘍などでは無いだろうという獣医師の見解もありまして、その都度対症療法で乗り切って来ました。
この判断が老犬さんのために良かったのか悪かったのかわかりませんが、(17歳になった今、まあ、良かったんじゃない?と思うのですが)ずっと鼻水を垂らしっぱなしでちょっとかわいそう。
ただ、本人は至って元気で食欲もあり、出るもんもちゃんと出るので、
良くならない薬ばっかり飲ませて、そっちの方がかわいそう、と思うようにもなっていました。
そんな時、2月の終わりに息づかいが変わって来たのです。
息を吸う時に、喘息の時のようにヒューヒューいったり、たまにンゴ〜〜〜と言ったり。
これは大変だ。
鼻づまりはさすがにしんどい
今元気でご飯が食べれるなら、薬はもう止めとこうかな、と思っていた矢先にこのちょっと苦しそうな息づかい。
あまりにひどいのでかかりつけの獣医さんに連絡しました。
これまで別々に飲ませていた抗生剤と消炎剤を数日間一緒に飲ませてみましょう、との事。
苦しそう感じから早く解放してあげたいと思ったので同時期に飲ませてみました。
抗生剤と消炎剤で様子見したが、、、!?
鼻のブーブーはなかなか治らないのに、2日目に鼻水に血が混じり始めました。
普通はここで止めとこう、と思うのですが、我が家の老犬さんは元々鼻血持ちだったので、症状が悪化したのかと思い、グオグオ言いながらもご飯を食べて、眠っている時は静かだったので、これから良くなると良いなー、などと思っておりました。
しかし、3日目も同様に過ごしましたが、4日目になって昼からご飯も水も受け付けなくなってしまったのです。
何しろ、ホンモノの病気(13歳での前庭疾患、14歳での緑内障)で具合が悪かった時にしか食欲を失った事がなかったので、この時は何事か!?と狼狽し、いつもはカリカリご飯を柔らかくしてあげているところを、パウチごはん、犬用ポカリスウェット、犬用ミルク、アイスクリームなど試しました。
でも、食べない。飲まない、、、、。
薬を飲み始める前は、鼻づまりでブヒブヒ言っていても元気に食べていた事を考えると、これは薬が原因なのではないか、と疑い、4日目は薬を飲ませるのをやめました。
単なる飼い主のカンですが。
獣医さんに相談し、往診に来てもらい「じゃあ、薬は止めて、回復してからまた考えましょう」という事に。
抗生剤は続けた方がいいんだよね、という事で、注射で対応。
熱はなし。血液検査のために血を抜いてもらいました。
私自身、以前飲ませた時の感じから、消炎剤が原因だろうと感じていたのでそれで状態を見守る事に。
本人ならぬ本犬は、おしっこでちゃんと起きるのですが猛烈にカミカミ動作をして苦しそう。
薬を止めたせいか、その後犬用ポカリをシリンジでペチャペチャ舐めてくれましたが、5日目も朝ご飯は食べず、この日も往診に来てもらいました。
血液検査の結果は以下。
「白血球の数値高め。
腎機能 BUN52.5、高い(CREは正常範囲の低い方寄り)。
タンパク質Alb正常範囲よりやや低い
ミネラルCl値正常値範囲よりやや高い
それ以外は肝機能、血糖値、などなど異常なし。」
お水を飲んでおらず、脱水していると思われるためBUNだけが高いという事が考えられると。
白血球については、口をカミカミして出血しているので、そのせいか。
という感じで、飲まず食わずの決定的な原因ははっきりしない。
もう1日だけ同じ処置で様子を見る事にしたのですが、先生が帰ったその夕方、やっとパウチご飯をペロペロ食べた!やった!
消炎剤の薬を止めて2日目でした。
その後は抗生剤も止めて、徐々に回復していきました。
今回の件で思った事
私の私見ですのでそれはご承知おき下さいなのですが、今回の飲まず食わず事件は多分消炎剤の副作用です。
消炎剤の名前は「プレビコックス」。
ネットで検索すると、副作用情報がたくさん出てきました。しかも、重篤なやつが。
ごめんね、お母ちゃん、迂闊だったよ。
お薬には副作用ってものがあったんだよ。
でも、この薬は関節痛に効いて、歩くのが大変だったコが歩けるようになったという話しがあったり、副作用が極めて小さいと評判らしい。
「合わないコもいる」「合わない場合は重篤な症状になる事もある」という認識が無いと飲ませ続けてしまって大変な事態になる事も考えられます。
今回の薬に限らず、どんなものでもリスクを考えて自分で選択する事が重要だと勉強になったし、「普段の様子」をしっかり把握しておく事も重要だと再認識した出来事でした。
てゆーか、お母ちゃんダメダメじゃん、、、。
最近は
ドンピシャの抗生剤が(今の所)分からず鼻水がダダ漏れで困っています。
そして、先週の終わり頃からまたもやブヒブヒ鼻づまりが始まってしまいました。
前回の消炎剤はもう飲ませられないので、今は抗生剤だけで鼻水を止めようとしています。
でも、止まらない、、、、。ブヒブヒも言ってちょっと苦しそうな事もあり。
さらにはほっぺの内側にどでかい口内炎ぽいのを見つけてしまいました、、、。
もうどうしましょう。
口の中はココナッツオイル(コールドプレス、オーガニック、エクストラバージン)が頼りになると聞いたので買ってみようと思っています。<—今ココ。
ココナッツオイルやその他、口の中や鼻水のケアで良しとされているもので信頼出来そうなの、お手軽に試せそうなのを色々やってみたいと思います。
良いのがあれば追記します!