わが家は16歳のゴールデンレトリーバー(♀)を飼っています。
大型犬で16歳と言えば人間でいえば90歳を超えているとのこと。大型犬だけに、いろいろお世話が大変です。
大きいことで大変なのは、歩行の補助と下々のお世話(おちっことぬんちのお世話)。
色々考えて利用できるものは利用して、ワンコも飼い主も少しでも楽に、楽しい気持ちでいられるようにわが家でお役立ち!超!とされる物をご紹介いたします。
三種の神器その1・ヨガマット
お年寄りになってくると、犬も歩行が困難になってきます。
筋力が低下してしまうことで、手足が滑って立ち上がれなかったり、立ちあがっていざ歩こうとしたときにまた滑って転んでしまったりしてしまいます。
最近は部屋がフローリングのお家がほとんどではないでしょうか。もともと、ワンコの足腰に滑る床はよろしくないですが、老犬のあんよはフローリングに対応できません。
じゅうたんを敷いたり、ワンコに滑り止め付きの靴下をはかせたりしたわけですが、じゅうたんを廊下まで敷くとなるとお高いですし、靴下は慣れない子はイヤイヤをして、自分で脱いでしまいます。
そこで登場したのがヨガマット。以前から置いてあって使わなくなってしまったヨガマットを敷いてみたらあら素敵。
立ち上がる時は滑らないし、廊下も余裕ですたすた歩けます。
老犬さんの歩く範囲だけヨガマットで道を作ればよいのでコストも低く抑えられ、ぬんちを落とされてしまった時などは洗ってしまえばよいのでじゅうたんよりも復旧しやすいと思います。
見栄えの悪さ(明るい色が多くて、、、)さえ気にならなければかなり優秀です。
まだ、立っちの時だけ滑らなければ良い場合にはお風呂マットもおススメです。
三種の神器その2・IAMS(アイムス)11歳以上・スーパーシニア用
ごはんは、ワンコの好みやこれまでにあげていたフードによって色々変わってくると思いますが、わが家はこれにしてからQOLが向上しました。
なぜかというと、このフードはぬんちを固くしてくれます。
どうしても粗相がつきものの老犬介護ですが、お部屋にいるときに出てくるぬんちが柔らかい時ほど悲しい事はありません。
ぽとっと下に落ちた瞬間、下敷きになってしまったものが(虹色)です。
ところが、このフードにしてから、ぬんちがぽとっと落ちてもそのまま拾えばセーフ!とまでいえそうな勢いで固まってくれています。
うちのワンコは液体のほうの粗相はほとんどと言っていいほどないのですが、固形物のほうは頻繁にやってしまうため、これは大助かりです。
固形のほうはおむつが逆効果(出た状態でゴロンしてしまったら身体中にくっついて大惨事に)になったりしますしね。
アイムス・11歳以上スーパーシニア用は、外袋の説明に「固くなるよ!」と書いていますが、あくまでわが家のワンコの場合効果があったという事です。
他にももっと良い物があるかもしれませんし、ワンコの体調などによっても良い方向になるかどうかわからないのであくまで飼い主さま責任で。
三種の神器その3・アイアンバロン 着たままねんねのハニカム胴着
でました。レトリーバー飼い御用達、アイアンバロンの歩行補助具です。
立とうとしても立ちあがれなかったり、急に転んだり、ぺしゃん、と座り込んでしまったりと、ここ数カ月でまた一段足腰が弱くなってしまったのですが、この商品のおかげで本当に助かっています。
実は立ちあがりが大変そうになって来たとき、そんなような物を自作していました。
トートバッグの側面を切り、内側にバスタオルを敷いて縫い、ワンコのお腹にあててカバンを持ち上げるようになものです。
でもそれだと前後にずれてしまって支えにならないんですね。さらには突然切れてしまって転んでけがをしたりしないかと思い、ハニカム胴着を購入したのです。
なんといっても、30kgぐらいの大型犬を一人で歩行補助できるというのが魅力。
もう1年以上これにお世話になっていますが、これのおかげで、うちではまだワンコを歩かせて外へ連れ出し、庭でおトイレさせることができています。
本人も自分で立ちあがれるのはうれしいのではないか、と思っています。夜のパトロール(徘徊っぽい行動があります)は大変ですけどね。
(参考)ゴールデン♀30kg弱、そんなに太い感じではない筋肉質でもないタイプの子で、Lサイズを着用中です。
最近お肉が落ちてしまってLサイズだとぶかぶかになってきました。
人間でも、犬でも介護は面倒を見る人が本当に大変です。見る人、見られる人、どちらもなんとか快適にしたいですよね。
あ、なんかまじめ。