日々の生活

乳がんで左乳房全摘出!気になる症状があればすぐ検査して!というお話

乳がんしこりがんを公表する有名人の方が多くいらっしゃいます。

最近では川島なお美さん、北斗晶さんなど。

北斗晶さんは、乳がんだそうで、わたくしと同様に全摘だとか。

そこで今日は、お若い皆さんには人ごとかもしれませんが、実はそうでもなくて、何か気になることがあったら絶対に病院で検査しておいた方がいいよ!という、わたくしの実体験に基づいたお話です。

 

なんとなく、「乳がんかもしれない」と思った

2007年の秋ごろでした。その頃私はクラシックバレエを習っていて、週に2回身体を動かしており、さらに毎日わんこの散歩で一時間歩く日々で、体力には年齢の割に自信がありました。
それに、私と言ったらその時までに一度も入院をしたことがなく、健康診断もいつもAのオンパレードで病気なんて疑う事すらしていませんでした。

ある日、お風呂上がりにふと見ると、左の脇の下にぽこっと膨らみが出来ていました。
痛くもかゆくもない。触ってみるとちょっと芯があるような感じ。なんだろう?と思いつつ、しばらく放ったらかしに。

しかし、2週間ぐらい経っても消えないので気になってネットで検索してみました(医者行けよ)。

 

すると、、、

乳がんが転移すると脇の下にしこりができることも

なとど書かれていました。

普段の私だったらそれでも無視していたでしょう。なにせ病気なんてしたことがないのですから。
親、姉妹、親戚、がんになった人には心当たりがありません。

でも、なぜかこの時気になったのです。

会社員時代に若くして卵巣がんで亡くなったとても仲良くしてくれた先輩を思いだしました。
彼女も病気なんてしたことなかったと言っていた、、、、。

 

そして病院へ行く

自宅の最寄り駅にちょいと大き目の病院があります。まず、ここへ行って脇の下にあるしこりがなんなのか調べたいと思いました。

皮膚科?外科?と、受付でも迷われ、その時皮膚科が混んでいるのでとりあえず外科へ。
外科の先生が突然乳がんの検査してみる?と言ってきて
「うわー。やっぱりそっちの疑い?」
と思いました。

 

マンモグラフィーをやって、後日結果を聞きに行くと、外科ではなく乳腺外科という専門の科に通されました。

そして、マンモグラフィー読影の専門医の先生が

十中八九乳がんだとおもいますねえ~と言ったのです。

マンモグラフィ結果

ひー。

そしてその後の詳しい検査の結果、2007年の11月に「乳がん」と診断されました。

 

気になることがあったら絶対に病院へ行こう

その後の手術や治療について、もし知りたい方がいそうなら別の機会に書きますが、7年半ほど経って今はピンピンしています。

病院へ行くきっかけになったしこりは実は乳がんにはまったく関係のない筋肉の繊維のかたまりみたいなもので、未だにそのまま残っていますが、これのおかげで助かったかと思うとそれもまたいとし。

しこりはだんだん大きくなるなんてこともなく、相変わらず痛くもかゆくもないのであの時あのまま放っておいたらそのまま忘れてしまって約8年経った今頃は大変なことになっていたかもしれない。

人間のカンってすごいよ。自分で感心しちゃったよ。

とにかく、何か気になるなあ、とか、なんか過去を思い出して嫌な感じがした時は検査を受けなさいよってこと。おばちゃん、そう思うよホント。

あ、もちろん、そんなことがなくても定期健診はしましょうね。

 

追記:私の乳がん

ご自分が乳がんだと診断されたから検索していた等、私の病状やその後の治療などの経緯が気になる方のために簡単に書くと、以下の通り。

・種類は乳頭腺管がん(予後がいいらしい。ラッキー)。
・病期はIIB期(結構キテるねえ)。腋窩リンパ節転移は無かった(これまたラッキー)のだか、サイズがでかかったのでこの診断だそうだ。
・ホルモンレセプター 陽性
・HER2 3+。

治療は手術でざっくり切った(左乳房全摘出です。いまもそのまんまになってる)のと、ホルモン治療の薬を5年弱飲んでた。
これだけ。抗がん剤なし(なしで良かったことがラッキー超!)。

いっぱいラッキーがあったけど、おっぱいがなくなってしまったのは事実でして。

 

重ねていうと、気になったらお医者へ。気にならなくても定期的にお医者へ。

乳がん手術あと

 

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じゃいぞう
じゃいぞう
テキトーなイラストや漫画を描いてちゃんとした動物フィギュアを作っている人です。