私はたびたび花や植物を枯らせてしまいます。
なぜか植物と相性がよろしくないのです。面倒くさがりではありますが、物持ちもいいし、ペットは長生きしてるし、生きているものに対しては自分なりに世話をしているつもりなのですが。
ちょうど今頃は花壇の花が咲き始め、いろいろ楽しめる季節ですが、ちょっとがっかりなことがあったのです。
目次
緑の指(みどりのゆび)ってご存知ですか?
みどりのゆびとは、世界のどんな場所でも植物を育て、花を咲かせることができる特別な指のことです。
もともとはモーリス・ドリュオンという人の童話で、この”みどりのゆび”を持った少年があらゆるところに花を咲かせ、人を癒し、町の争いをやめさせるという物語。
私は”みどりのゆび”というワードを、萩尾望都先生の「とってもしあわせモトちゃん」というマンガで知りました(モトちゃんに関してはこちらにちょっとだけ書きました)。
モトちゃんは緑の妖精で、草花をよみがえらせてしまいます。
この、みどりのゆびを持っていないどころか、”逆”みどりのゆびを持っているわたくし。
たびたび植物にダメージを与えてしまっているのです。
過去にお亡くなりになった植物たち
新築祝いにいただいたデンドロビュームの鉢植え
デンドロビュームは洋ランのなかまですが、適切に管理して成長するごとに株を分けるなどして行けば、何年、何十年と楽しめるものなのだそうです。
もちろん、冬は凍らない様に室内で、とか、昼間は日ざしのある場所で、とか、気にしつつ育てていたつもりだったのです。
しかし、2年目に元気がなくなりまして、そのままダメそうな部分をとってあげて行くうちに小さくなり、小さくなり、ちいさくなり、、、、。
ゴールドクレスト(マンションじゃないよ)の鉢植え
緑のツンツンした葉っぱのヤツですね。コニファーとも言うらしいです。なんかカッコいいので玄関先に置きましょう、ということで購入。
こちらも、本やネットなどで育て方をみて、水と日当たりの管理ぐらいはやっていたつもりだったのですが、いつしか茶色になってあっという間にお亡くなりに。
そもそも、高温多湿の日本には向かない植物なのだとネットで見て「あーそうか、そういうもんなのね?」と自分をなぐさめました。
サボテン
まあるい小さな鉢植えのサボテンを部屋においていたのですが、、、、そのうちしんなりして、カビまして、最後は腐った野菜の様になり、お亡くなりになりました。
サボテンをやっちゃうって自分でも結構キテるなあ、と思いました。
そして今回もまた、植物が逆みどりのゆびの餌食に。
この写真をご覧ください。
二週間ほど前に苗を買ってきて植えたものです。
花がちょこっと開いてきています。かわいいですね。
で、同時に購入した同種のお花ですが、別の鉢に植えたものがこちら。
!!!
なんと、すでに虫の息です。
別種の苗はこの通り。
緑が増えてきています。
一体、しおれてしまった苗に何があったのでしょう。
他の鉢と比較して、条件はほぼ同じです。
つれが、「やっぱりオマエやるなあ~」と言っています。
未だ原因が不明なのでみどりのゆびを持っている方、助けて下さい。
救世主がやってくる!!
私のつれの母(つまりわたくしの義母ですね)がみどりのゆびを持っているらしいのですが、その義母がゴールデンウィークに家に泊まりに来るというのです!
彼女は自宅の裏の土手を花畑、野菜畑に開拓している大阪のおばちゃんです。
自宅の前にも鉢植えがたくさんあって、家の中にも洋ランの鉢植えがたくさんあって、どうやってるのか分かりませんがちゃんとキープできているようです。
もしかしたら、枯れてしまうものもあるのかもしれませんが、それにしても挿し木にして育てた、とか、鉢がふえちゃってーなどと言っています。
その!みどりのゆび(かもしれない)がGWにやってくるというのです。
もうね、普通義母がやってくるとなると面倒で仕方ないのが定説ですが、私はみどりのゆびに期待しちゃってます。
ただ、ゴールデンウィーク後半の5月に入ってから上京するとのことなので、それまでこのしおれた花が持ってくれるか、、、それが心配でございます。
そんな逆みどりのゆびの持ち主でも生きられる生命力のある植物
それは、クレマチス。
まあ、基本的に地植えした植物は強いですが、さつきすら枯れた事があるので、わが家のクレマチスがこの十年ぐらい毎年咲き続けていることを考えると素晴らしい生命力だと言えます。
あとは植えると必ず咲いてくれるのは朝顔です。これ最強。もうそろそろ植えなければ。