日々の生活

関東電気保安協会が家に入って電気設備安全点検をするという?!

 

<2019年6月追記>

注意!!この記事以後に、「関東電気保安協会」もしくは似たような名称を用いた事件があるようです。

本記事は、本物の関東電気保安協会の訪問、点検の場合の記事です。

なお、事件の関連情報はこちらで読むことができます。

 

最近、類似の名をかたる窃盗事件があったので、はじめに追記いたしました。

今回の情報が見分けるために少しでもお役になれば幸いです。

関東電気保安協会の点検について

関東電気保安協会って、聞いたことありますよね。
昔テレビCMでよくやっていた記憶があります(関西にも、同様の関西電気保安協会があるようですが)。

そこから、ある日
「電気設備安全点検訪問日のお知らせとお願い」
などというチラシが郵便受けに入っていて、なんじゃこりゃ??と思ったので書いておきます。

 

「電気設備安全点検訪問日のお知らせとお願い」が入っていた

電気設備安全点検訪問日のお知らせとお願いのチラシというのはこちらです。

読んでみると、

法令に基づいて4年に一度電気設備の点検を行う
国に登録された調査機関に委託して実施する
調査員の氏名、調査員は写真入りの身分証をつけたユニホームを着用して訪問する
販売や金銭を請求することは一切無い
作業時間は10分程度である
実際の訪問日時
連絡先

等が書かれていました。

勝手に訪問日時が書かれていて、訪問するのが当たり前、になっているのがちょっとヤな感じだけど、
本当にこういうことがあるのかどうか確認してみようと思い、ネットで検索してみました。

一応、皆さん経験しているらしく、本当にこういう検査があるようです。

と、そういえば、以前我が家にも来たことがあったかも、と思い出しました。
前は在宅していない時にやってもらった記憶。

家人が在宅しているときは分電盤のところまで行って漏電の検査をして、
在宅していない場合は屋外の電気メーターのところで同様に検査する模様。

ほとんど覚えていないのですが、前回はおそらく屋外でやってもらったんだろうな。

最近は何かと物騒なので、知らない人が家に入ってくるのはちょっと、とお思いの方も多いと思いますが、
屋外でもできちゃうみたいですよ。

ただし、後述しますが、屋外での点検だけの場合は分電盤の劣化などのチェックはしてもらえません
(見りゃわかるよ!というレベルのチェックですが、普段あのフタ開けませんものね)。

 

 

訪問日時ですが、もちろん変更可能ですし、
「家にいないから屋外だけにして!」というのもアリだと思いますが、
面倒なのでそのままほったらかしにして来てもらうことにしました。

関東電気保安協会ってなんだ?

ところで、関東電気保安協会ってなんだ?

よく聞きますが、要するにどういう機関なのでしょうか。

公式サイト
https://www.kdh.or.jp/

 

Wikipediaによると、

一般財団法人関東電気保安協会(かんとうでんきほあんきょうかい)は、
関東地方1都6県と山梨県全域・静岡県富士川以東の企業・家庭向けに電気の点検・保安業務を行っている一般財団法人

とのこと。

公式ホームページでは、電気に関する調査・保安・広報業務をしていると言っています。

具体的には、
企業向けには、電気の保安、設備の点検整備や電気設備に関するコンサルティングなどもやっており、個人宅向けには漏電の調査、分電盤の点検などを行っているそうです。

一般財団法人ということなので、どこかから拠出された財産をある一定の目的に利用することになると思うのですが、どういう経緯で作られた団体なのですかね。東京電力の業務の一部をしていることは確かだと思われます。

もしかして、ヒトが流れているところなのでしょうか。

電気設備安全点検って何をするの?

電気設備安全点検では、以下を行うとこのと。

先に紹介したチラシの裏に書いてあった内容ですが、

問診
分電盤の点検
漏電の有無の測定
屋外の配線の状態や野外の電気設備の点検
ご希望により、屋内の配線や使用電気機器の点検

上記について電気事業法(57条)の定めにより実施するものだそうです。

この第57条というのは「調査の義務」というやつで、
簡単に言うと電気を供給している業者が、法令通り適切に使用されているかチェックすること、とのこと。

安全に使用するという目的としてはよいと思いますが、実際の運用ですよね、重要なのは。

実際に訪問されてみた

実際に点検を受けてみました。

で、本日ついに実際に点検を受けてみたわけですが。

午前10時30ごろ訪問されました。

玄関先でちゃんとフルネームで名乗ってくださったので、チラシに書かれていたお名前と照合し、まずは屋外の点検へ。

電気のメーターのあるところで、線がちゃんとメーターにつながってるかどうかと、線が風などでぶらぶらしないようにU字の釘みたいなのでくっついてるかどうかをチェック(目視)。
そのあと、屋内の分電盤のところで、写真のブレーカーのフタを外し、線が焦げていないかとか、劣化が無いかを目視したのち、
なにやらハンディな機械で線(?)を挟んでチェック。
電気の流れがINとOUTで量が変化していないかを見ることで漏電のチェックを行ったと。

停電することがあるかもよ、と言われましたが何事も起こらず。

最後は以下の点検結果の紙と、

 

電気安全パンフレット

をもらい、ほかに何か質問や聞きたいことはないでしょうか?と言われました。
特に困っていることもなかったので、そこで終了。

我が家は何も問題が無かったのでそんなの誰でもできるじゃん、、、、、
なんでわざわざ、、、とか思ったりもしましたが、先ほども言いましたが、普段分電盤のフタ開けることなんて無いし、10分程度でチャチャっと見てくれるのでまあいいかなー、
と思った次第です。
でも、その程度。

 

ほんっとに問題あるときはそんなところに現れずに、急にやってくるものだと思うので、やってくれなくてもいい、、、、。
点検することで、人間ドックで病気が見つかりました的な良いことあったりするのかは疑問。
全国でこれを実施することでどれだけのお金がかかっているのかと思いもしましたが、どれだけの人の仕事が成り立っていて、その仕事で生活助かっているんだろうか、とか、(点検に来たのはすでに定年を迎えているであろう方でした)いろいろ思ったりして、社会、、、複雑よね、と思いました。

そんなわけで、名をかたって金銭要求されたりしない、本物が来たのであればまあ、良しとしておきましょう。

あ、でも、
PC立ち上げっぱなしとか、レコーダー立ち上げっぱなしの方は落としておいたほうがいいかもしれません。

 

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じゃいぞう
じゃいぞう
テキトーなイラストや漫画を描いてちゃんとした動物フィギュアを作っている人です。