日々の生活

ボンネットバスで行く!相模原にある久保田酒造さんの蔵開きイベントに行って来ました!

台風一過の10月1日、相模原の久保田酒造さんの蔵開きに行ってきました。
とてもかわいい、レトロなボンネットバスでの送迎が楽しかったですよ!

久保田酒造さんについて

久保田酒造と検索すると、全国に何箇所かあるようですが、今回は神奈川県相模原市緑区の久保田さんの蔵開きに行ってきました。

相模原の山間に差し掛かる緑と水が豊かな場所に、ひっそりとある比較的小さな蔵です。 しかし、相模灘というブランドで創業が1844年という老舗。

昔ながらの造り方で真面目でしっかりとした酒蔵というイメージです。公式 ホームページ、ブログで色々知る事が出来ます。

 

蔵開きって?

蔵開きとは、普段入る事が出来ない蔵の中に入って見学したり、造り元の方に直接話しを聞いたり出来、場合によっては試飲も出来る好きな人にはたまらないイベントです。

今回こちらを知ったのは、あげパンで有名なパンメーカー「オギノパン」の見学に行った時でした。車でオギノパンを目指して走っている時久保田酒造さんの相模灘ののぼりを見つけました。

帰りに立ち寄ってみると、古民家風の建屋が何軒かあり、いかにも造り酒屋風です。

しかしひっそりと静まり返っていて誰も居なかったのでちょっと大きめに声をかけると感じの良い奥様が応対してくれました。 建物のひとつで販売をしていたので購入しましたが、蔵の見学は要予約とのことでした。 予約を申し出ると、もうすぐ蔵開きがあるとのこと。

この時はじめて蔵開きの案内を頂きました。

おおっぴらに宣伝しておらず、ここへ訪れた人だけに配っているのかな? とにかく、そんなイベントがあるなら参加したいと思ったのですが、試飲が出来るということは車では行けません。 交通手段を考えていると、最寄り駅からバスで送迎があるというではありませんか。

早速予約しました。

 

車で行くと飲めないよ?ボンネットバスでの送迎あり!

蔵開きでは試飲できるとのことで、最寄り駅までの送迎があって助かりました。

 

しかも、その送迎がこのボンネットバス! なんともレトロな、可愛らしいデザインのバスです。これに乗るだけでも楽しさ満載。

しかも蔵開きに予約したお客さんはなんと送迎無料です!

 

 

酒蔵を案内していただきました。

さあ、久保田酒造さんに到着して、蔵を案内していただきました。

木彫りのオブジェの下は
(この下側が火を入れるお釜のようになっている)です。

 

麹蔵

この中で微妙な温度調整をしながら麹を育てます。

 

発酵の蔵

もろみを発酵させて、熟成したものを絞ります。

この機械で絞る

 

貯蔵蔵

ホーローの貯蔵タンク。

現在は一部を除き瓶に入れて貯蔵しているそう。 日本酒を製造するにはとにかく雑菌、雑味が大敵とのことで、お仕事の半分以上が掃除や道具の洗浄だそうです。

大きなタンクも洗う洗う。しかし、化学的な洗剤は使えないそうで、専用の洗剤を使い、とにかく水で洗い流すとのこと。 日本酒には水が大事と言いますが、味に影響することはもちろん、豊富な水が無ければ洗浄に使う大量の水を確保するのに大変コストがかかってしまうそうです。

ここでは豊富な井戸水を使用していると仰っていました。

また、手持ちの道具ですが、素材は変わっても形は製造法が確立された江戸時代(?)から形は変わっていないそうです。昔の人スゴイ。 日本酒の製造は根性でやったり、職人の感覚を頼りにしているところも大きいですが、毎日毎日データを取ってそれを元に逆算して「この味を出すにはこうするんだ」と造るのだそうです。 化学、バイオテクノロジーなのですね。

 

そして、試飲ができました!

久保田酒造さんのお酒だけでなく、神奈川県足柄上郡の瀬戸酒造店さんも。

 

蔵の案内以外にも、、、。

今回の蔵開きはイベント的要素がたくさん。

お酒の他に、こんな方々も出店していました。

地元で養蜂をしている方のはちみつをゲット。 カードマジックも堪能し、ボンネットバスで帰路へ。

 

近くの酒蔵がこんなイベントを開いていたなんて。

台風一過のものすごく暑い日だったのですが、本当に涼しくて寒いぐらいの蔵で楽しく過ごした1日でした。

10月の半ばからは仕込みが始まってしまうので今年の蔵開きは今回でおしまいだそうです。 また来年!

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じゃいぞう
じゃいぞう
テキトーなイラストや漫画を描いてちゃんとした動物フィギュアを作っている人です。